神庭鍾乳洞・神庭半洞窟|埼玉県の洞窟・鍾乳洞

神庭鍾乳洞・神庭半洞窟|埼玉県


【概要】
神庭鍾乳洞は、神が天から降り立つ場所という名前の由来を持つ鍾乳洞です。約1万年前の旧石器時代や縄文時代の骨や動物の骨、日本最古の土器郡のひとつでもある隆起線文土器が出土している遺跡です。
神庭鍾乳洞のすぐそばには神庭半洞窟が存在しています。
【神庭鍾乳洞・神庭半洞窟の詳細】
神庭洞窟遺跡
県指定 平成五年三月十日
神庭洞窟遺跡は約5万年前に眼下を流れる荒川によって、石灰岩の下部にある比較的柔らかな片岩部が侵食されて形成されたものである。こうした洞窟は天然の住居として古くから人々に利用されてきた。
神庭洞窟は過去、三回の調査によって縄文時代から近世に至るまでの遺物が確認されており、極めて長期間にわたって人々が継続的に移り住んでいたことが明らかとなった。特に縄文草創期(一万二千年前)の石器(石槍・掻器)と共に発見された隆起線文土器は、日本最古の土器群の一つでもある。
この洞窟は石灰岩洞窟であり、そのために動物等の骨が良好に保存されていた。人骨をはじめ、サル、クマ、イノシシ、ウサギ、タヌキ、カモシカ、リス、ムササビ、そして魚類(サケ科)の骨が発見された。これらの中には石器による解体時の傷跡をとどめるものもあり、縄文人がこれらの動物を食料としていたことを示している。
このように神庭洞窟からは石器・土器という遺物に加え、縄文人が食料とした動物の遺体が検出され、山間部における縄文時代の人々の生活を知るうえで、学術上極めて貴重な遺跡である。
埼玉県教育委員会 大滝村教育委員会
 (※現地の説明板を引用)
不二洞入口

名 称
 神庭鍾乳洞・神庭半洞窟 (かにわしょうにゅうどう・かにわはんどうくつ)
場 所
 埼玉県秩父市三峰夫婦岩139-1
入洞料
 無料 
時 間
 終日
所要時間
 ―
駐車場
 お土産店・食事処利用者無料
備 考
 ―
公式HP
 秩父市HP
電 話
 0494-22-2481
観光度
☆☆☆☆
マニア度
★★★★
交 通
 【車】
 関越自動車道「花園」ICより国道140号約50km
 【電車・バス】
 秩父鉄道「三峰口」駅から西武観光バス「岡本」下車、徒歩30分

【地図】

都道府県別検索

北海道|青森|岩手|秋田|山形|
宮城|福島東京|神奈川|埼玉
千葉|茨城|栃木群馬山梨
長野|新潟|富山|石川|福井|
静岡|愛知|岐阜三重|大阪|
兵庫京都滋賀奈良和歌山
鳥取|島根|岡山広島山口
徳島|香川|愛媛高知福岡
佐賀|長崎熊本大分|宮崎|
鹿児島沖縄

日本を代表する洞窟(鍾乳洞)

≫日本三大洞窟
◆龍泉洞(岩手県)
◆秋芳洞(山口県)
◆竜河洞(高知県)
≫日本六大洞窟
◆あぶくま洞(福島県)
◆球泉洞(熊本県)
◆玉泉洞(沖縄県)

洞窟どっとこむのご案内

サイトご利用規約
個人情報保護方針

各種お問い合わせ

≫お問い合わせフォーム
≫情報投稿専用フォーム